納豆は滋養に優れている健康食品の代表格ですが、それは原料の大豆に豊富な栄養成分が含まれているからです。
大豆の特徴は、『畑の肉』といわれるように『大豆たんぱく質』の含有量が多いことです。大豆は、乾燥重量の約3分の1がたんっぱく質で占められています。これほどタンパク質が多い植物性食品はありません。大豆たんぱく質である『グリシニン』は血中コントロールを低下させ『β-コングリシニン』は血中中性脂肪を低下させる働きがあることがわかっています。
他にも、大豆には多くの機能成分が含まれています。
1つ目は『イソフラボン』。これは大豆の胚芽に含まれているポリフェノール(植物に含まれる色素成分)で、人間の体内で女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをします。
2つ目は『サポニン』。これは渋みの主成分です。抗酸化作用があり動脈硬化の進行を抑制するほか、グリシニンと同様に悪玉コレステロールを減らす働きがあると考えられています。
3つ目は『レシチン』。これは人間の細胞膜を構成するリン脂質の一種で、脳の神経伝達物質の前駆体となります。
4つ目は『ビタミン』。大豆にはビタミンB群、ビタミンE、ビタミンK、葉酸などが含まれています。
これらの栄養成分の多くは加工しても残るので、様々な大豆食品から機能性成分を効率的にとることができるのです。





