糖尿病腎症は糖尿病になったからと言って、直ぐに発症するのではなく、早くても数年、遅くても20年くらいかかってから発症します。その期間は、血圧や血糖値をどれだけコントロールできているかによって変わってきます。
特に重要なのは血圧で、血圧が高くなると腎臓が悪くなり、腎臓が悪くなると血圧がさらに上がるという悪循環に陥り、短時間で糖尿病腎症を発症してしまいます。血圧をしっかりと正常範囲内で保つことで、糖尿病腎症の発症を遅らせたり抑えたりすることができるのです。
血糖値も同様に、高すぎると糖尿病腎症の発症を早めてしまうので、糖質を制限して血糖値の高い状態が続けばAGEもどんどん蓄積され、糖尿病腎症を発症してしまいます。そうなれば結局薬などで治療していくしかありませんから、その状況で血糖値にこだわり過ぎても仕方ないとも言えます。
糖尿病になったからと言って、そこから糖質制限して血糖値に気を付けても遅く、糖尿病になる前からしっかりと血糖値を正常に保つことが大事という事です。






