途中で何度も目が覚めるのも『不眠』
『不眠』というと“眠ろうとしても眠れない”上体を想像する人が多いかもしれません。しかし夜中に何度も目が覚める『中途覚醒』や、朝早くに目が覚める『早朝覚醒』も、不眠の症状の1つです。睡眠に対する不満や悩みを抱えた状態と考えて良いでしょう。
不眠が起こる原因は様々です。ストレスや騒音、暑さ・寒さで眠れないこともありますし、生活のリズムの乱れも大きな原因です。病気の症状として不眠が現れることもあります。原因を見極めて対処することが大切です。
不眠の3つのタイプ
入眠困難 寝床に入っても、なかなか寝付けない。気がかりなことがある時に起こることもある。若い人に比較的多い。
中途覚醒 眠りが浅く、尿意などで何度も目が覚める。いったん目が覚めるとなかなか再度寝付けない。中高年に多い。
早朝覚醒 起きたい時刻よりも早く目が覚めてしまい。その後再び眠ることが出来ない。高齢者に多い。
不眠の原因とその対処法
・原因 寝室の環境 小さな音や光の刺激でも眠りが妨げられることがある。暑さや寒さ、寝具の触感が不快で不眠が起こることも多い。
・対処法 快適な寝室をつくる 温度や湿度、照明、寝具などを調整して、季節に合った快適な環境をつくる。
・原因 体の病気 体の病気によって、無呼吸や咳、かゆみ、頻尿、脚のムズムズ感などが現れて、睡眠が妨げられることがある。
心の病気 心の病気の多くは不眠を伴う。特にうつ病では9割以上の人に不眠が現れる。
不眠症状だけが強く、うつ病に気づかないこともある。
・対処法 それぞれの病気の治療を 原因となっている病気の治療が必要。専門の医療機関を受診する。
・原因 薬や刺激物 降圧剤やステロイド、抗うつ薬で不眠が生じることもある。また、カフェイン、アルコール、たばこも睡眠を妨げる。
・対処法 寝酒や刺激物は控える 就寝前の刺激物は控える。特に寝酒は禁物。薬については医師や薬剤師に相談を。
・原因 ストレス ストレスや緊張は、交感神経を優位にして眠りを妨げる。『8時間眠らなければ』などの睡眠に対するこだわりの強さも
要因になる。
・対処法 自分流のストレス解消法を見つける 自分に合ったストレス解消法を見つけ、ストレスをため込まないようにする。
・原因 生活リズムの乱れ 交代勤務や時差、週末の夜更かし・朝寝坊などで生活リズムが乱れると、体内時計が狂い、不眠が起こりやすい。
・対処法 就寝・起床時刻を一定に 平日も休日も、できるだけ同じ時刻に就寝・起床し、生活リズムを整える。交代制勤務の場合も、
できるだけ就寝時刻をずらさないようにする。
・対処法 睡眠時間にこだわらない 必要な睡眠時間には個人差があるので、『〇時間眠る』ことにこだわらない。
・対処法 太陽の光を浴びる 太陽の光を浴びると体内時計がリセットされ、それから14時間ほどたつと眠気が生じるので、
睡眠リズムが整う。
・対処法 適度な運動をする 程よい体のと彼は眠気を促してくれる。軽く汗ばむ程度の有酸素運動を習慣にしよう。





