年々 日本人の腸への負担が増加しています。「冷え」によるものが深刻化しています。

そもそも冷えとは、気温や服装、食習慣などが原因で起こる血行不良です。血行不良により栄養素や酸素が全身に行き渡らなくなると、臓器や細胞の働きも低下して、様々な不調につながります。腸も例にもれず、冷えが長引くと、働きが悪くなり、様々な不調を引き起こします。

 

その代表格が、便秘や下痢、腹痛、お腹の張りなどです。便秘で排泄力が低下すると、腸内環境が悪化し、有害物質が体内に吸収され、肌荒れ、吹き出物、体臭、口臭などの原因になります。また、不安やうつ状態などの精神的な不調も引き起こします。さらには省庁に免疫細胞が多くあることから、免疫力の低下を招くのです。ですから、腸を日頃から温めておくことは、心身の健康を保つうえで大切です。

 

では、腸を温めるにはどうすればよいでしょうか。重要なのは「食べ物」です。冷たい飲み物や食べ物の摂りすぎ、朝食抜きの食習慣、ダイエットを気にして主食を抜いたり、食事の量を極端に減らしたりすることは、いずれも腸を冷やして働きを低下させます。特に、大腸の働きを活発にするために欠かせないのは、朝食です。朝は、大腸が内容物を排出するために押し出す「ぜん動」運動の中でも、最も大きな「大ぜん動」が起こりやすい時間帯です。朝食をしっかり食べると、胃から大腸へ刺激が伝わり、排便を促すことができるのです。

食物繊維には、『不溶性食物繊維』と『水溶性食物繊維』があります。不溶性食物繊維は、便のカサを増やし、腸壁を刺激して腸のぜん動運動を促します。しかし、摂りすぎると便秘やお腹の張りの原因になることがあります。

 

これを防ぐのが、水溶性食物繊維です。腸内の老廃物や有害物質に吸着し、スムーズな排便を促します。ですから、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方をとることが望ましいです。これを踏まえ、不溶性食物繊維の多い食材(豆類・穀類・キノコ類・人参・ごぼう など)や水溶性食物繊維の食材(海藻類・玉ねぎ・大根・里いも・じゃがいも など)をスープやお味噌汁の具材に選んでみてください。

 

 

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