免疫システムをよりよく機能させるために重要なのは、腸の健康だと考えられています。腸には全身の免疫細胞の約7割が集まっているからです。日本人の腸管は広げればテニスコート1面分もの面積があります。そこには多種多様な腸内細菌が生息しています。その種類は200種類以上、数は100兆個以上と言われています。腸の免疫細胞が有効に働くかどうか、そのカギとなるのがこの腸内細菌のバランスです。

 

腸内細菌は働き方のタイプから「善玉菌」「悪玉菌」「日和見(ひよりみ)菌」の3タイプに分類されます。そして、免疫細胞が最もよく働くのは、「善玉菌2、悪玉菌1、日和見菌7」というバランスが保たれている時です。逆に7個のバランスが崩れていると、免疫力が低下してしまうのです。肉などの高脂肪食品ばかりとっていると、腸内に悪玉菌が増加。硫化水素やアミンなどの毒素が増え、その結果として、善玉菌の数が減ることになります。ただし、悪玉菌は腸内から一掃すべきものではありません。体内外から入ってくると敵と真っ先に闘う番兵のような働きもしており、腸内で大事な役割を果たしているのです。

 

 

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