ときめき整骨院あすみが丘 ときめき整体院 目時真澄です。

 

軟骨がすり減り、それが原因ですり減った箇所の関節が痛む、その対策と予防についてお話いたします。

すり減った軟骨は再生しにくいです。軟骨には血管が通ってなく、血液から酸素や栄養を吸収することができないため、再生能力が極めて乏しく、再生するにも非常に長い時間を要します。

軟骨が減るスピードは人によって異なりますが、年齢に伴い筋力が衰えることで関節にかかる負担が大きくなります。その為すり減った軟骨の関節が炎症を起こし関節痛を引き起こすのです。

関節軟骨は軟骨基質と軟骨組織で構成されます。約80%が水分、残りは2型コラーゲンやアミノグルカンなどが含まれ軟骨中の水分を蓄える働きをしています。ですから血管が通ってない為に再生が困難なのです。

 

では、関節軟骨の栄養素はどこから吸収されるのでしょうか。

軟骨に栄養素が吸収される仕組みは

『身体を動かす⇒関節に圧力がかかる⇒関節液が出てくる⇒軟骨は圧力を分散し関節液から栄養を吸収する』

関節にかかる圧力で栄養素が染み込むのです。

血管や神経が通っていない軟骨は関節包の内側の”滑膜”が栄養素を吸収します。関節にある程度の圧力がかかることで、軟骨はその重さの刺激に反応し関節液を出し圧力を分散します。圧力がなくなると軟骨はまた関節液を吸収します。これを繰り返し栄養を軟骨細胞までとどけます。関節液が含む栄養を細胞まで届けるには運動が非常に大切なのです。

 

関節を、守るには筋力も必要です。

関節と筋力は一見無関係にも思われますが、筋力が衰えると関節に負荷がかかる為、軟骨がすり減る原因になります。筋肉をつけることで血行が促進されて、筋肉を支える腱に栄養が行き渡ります。筋肉のこわばりや関節の痛みを引き起こす冷えの改善にも大切と言えます。

筋肉をつける! は、急激に行うと、怪我に繋がります。始めは少しずつ、1ヶ月くらいのスパンがいいでしょう。

当院では、お一人お一人に合わせた筋肉のトレーニングもご指導ご提案をしています。ぜひお尋ねください。すり減った軟骨は、そう簡単には回復しません。ですので、筋力をつけ、そして立ち方座り方、体全体のバランスを見ることがとても大切になります。

皆様のサポートができればと日々思っております。

 

 

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