本来ハムは、豚肉を塩や香辛料に漬け込んだものをいいますが、市販品では豚肉が使われているほうが珍しく、安い肉なら何でも使われています。オーストラリアの大ネズミ(ヌートリア)等15種類の安い獣肉や、キャリーオーバーの薬品だらけの魚肉も原料とされています。たとえ豚肉を使っていてもその餌、飼い方は問題だらけです。
くず肉、冷凍肉が原料になるため、ボツリヌス対策は必要となり、肉のアミンと結合して強い発がん性物質ニトロソ化合物を作る亜硝酸ナトリウムや硝酸カリウムが使われています。これは鮮やかな色に見せる発色剤でもあるが、正体は殺菌剤です。
新鮮な肉ではないので、ぼそぼそしないようにデンプン(遺伝子組み換え問題)、ゼラチン(狂犬病の心配のある原料や製造上の化学薬品の問題)、卵白(餌、飼い方に問題あり)などが使われます。
リン酸塩などを含む保水剤で、1.5~5倍に肉を増量し、添加物を大量投入し、実際に燻製にするのではなく、タールを含む「くん液」で香りをつけているものも多いのです。ハムやソーセージは子供が好きな食べ物の1つですが、これはまさに食の荒廃の代表です。
添加物が注入された大手メーカーのハムは食べない方が身のためです。しかし、こんな状況下でも良質なハムを作っている生産者は一部います。質の良い豚を原料に、発色剤、粘着剤、添加物を使用せず良質な塩、砂糖、各香辛料のみで仕上げたものです。最低でも、原料名表示が「豚、塩、砂糖、香辛料」というシンプルなものを選びたいですね。







