坐骨神経痛の治療法には、”保存療法”と”手術療法”があります。
“保存療法”は、手術以外の治療方法です。多種多様で、生活習慣やライフスタイルにあわせて、行なっていきます。
* 物理療法
温熱療法、マッサージ療法、低周波電気療法、ハイボルテージ電気療法、骨盤矯正療法、EMS療法等
これらは、主に血行を良くし痛みを和らげる治療法です。筋肉弛緩作用も考えられます。
* 運動療法
体操、ストレッチにより筋肉の緊張を和らげ血行を良くして
痛みにアプローチする療法です。
徐々に運動の負荷を増やすことにより、下肢に筋力がつき、腰椎への負担が減ります。手術後のリハビリとしても行います。
当院では、手技、ストレッチポール、ゴムチューブ、タオルなど使用し、個人個人に合わせた指導を提案させて頂きます。
* 装具療法
コルセットなど、腰椎を支え安定させる事で痛みを和らげる療法。腹圧をあげ、腰椎を固定し、良い姿勢を保つために使用します。サポーターは、サポートです。
当院では、痛みを軽減させる為でなく、痛みを出さないようにサポートする為に腰椎コルセットをお勧めしてます。
* 薬物療法
薬を使って痛みを和らげる。
* ブロック療法
局所麻酔や抗炎症剤を、神経の周りや神経へ直接注入する療法。
などが、あります。
当院では、物理療法、運動療法、装具療法を取り入れています。電気療法等で筋肉弛緩作用、運動療法で、弱った筋力ポイントをアップします。無理なく筋トレいたします。
コルセット等は、付け方、つける場所が大切です。お一人お一人にあわせた、指導をしています。
痛みから卒業し、今後坐骨神経痛にならない為の指導、トレーニング、自宅での生活動作をご提案させて頂きます。人生100年時代だからこそ、健康でいられる身体作りが大切になります。
姿勢からのアプローチも大切です。骨盤は土台、背骨は柱、体は一枚の皮で繋がってます。姿勢バランスチェックもいたしましょう。
体は一つ、よりよい年を重ねましょう。